韓国ドラマ青い海の伝説のキャスト・キャラクター解説【ネタバレ注意】

引用 U-NEXT

この記事では、ドラマのキャスト名からキャラクターについて解説してます。

ドラマ「青い海の伝説」が面白い事は間違いないのですが、過去と現代の関係性がイマイチ理解できない時もあったので、ここでまとめてみます。

ネタバレを含みますので、見たくない方は作品を先にご覧ください。

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ドラマ「青い海の伝説」のキャスト

ドラマ「青い海の伝説」のキャスト

まず「青い海の伝説」は、数百年前の「前世」の時代と「現代」の２つの舞台が存在します。

その２つの舞台に存在する人物は、全員が顔こそ同じですがどちらも別々の人物です。

私がこの作品を初めて見て勘違いしたのは、前世時代の人魚が、そのまま現代まで生き続けて、主人公に会いに来たんだと思いました。

そう思えるくらい、初めから親し気というか好意的だったからです。

ですがそれは間違いで、運命づけられているからすぐに好意的になったという事のようでした。

そう考えると、出会いから何から若干強引な気もしなくもないですね。

ただ、前世と現代に登場するキャラクターはほとんどが関りをもっていて、人によっては顔が変わったりしていますが、「ああ～ここで繋がるんだ」って思えたりします。

それでは一人づつ解説をしていきます。

引用　千葉テレビ

ホ・ジュンジェ／キム・タムリョン

キャラクター	俳優	主な出演作
ホ・ジュンジェ／キム・タムリョン	イ・ミンホ	『花より男子〜Boys Over Flowers』『シティーハンター in Seoul』『相続者たち』『ザ・キング:永遠の君主』
ジュンジェ／現代における主人公は、詐欺師集団の一人です。主に被害届を出せないような裏金や不正なお金を持っている人を狙い、刑事罰を負わないようにしています。ただ、警察にもマークされ、私的な恨みを買い逃亡生活を余儀なくしています。そんな折、スペインでシムチョンと出会い物語は大きく動き出します。また、ジュンジェは生き別れた母を探し続けており、その事は物語後半で思いを成し遂げています。
タムリョン／前世において県令（現代における県知事）の職に新しく赴任した先に、セファとヤンがいました。セファとは幼い頃に出会っていましたが、二人の将来の難しさを嘆いたセファによりタムリョンは記憶を消されていました。しかし、再びこの地で出会い、思いを成し遂げようとします。ですが、そこには二人の運命を翻弄するヤンが動き出すのでした。

シムション／セファ

キャラクター	俳優	主な出演作
シムション／セファ	チョン・ジヒョン	映画『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』『10人の泥棒たち』『暗殺』ドラマ『Happy Together 』『星から来たあなた』
シムション／現代でスペインでジュンジェと運命的に出会います。純粋に見ていると楽しいものでしたが、何故ここで出会ったのかというのは全くわからず、あまり深く考えない方が良いのかもしれません。ジュンジェと母の別れを感動的にする為に絵になる海外という設定が欲しかったのかもしれません。人魚には名付け親がいないようで、シムチョンという名前はジュンジェが２度目の再会で名前を付けました。韓国語で（おバカ）的な意味合いのようです。そんな名前でも嬉しいと喜び、純粋で一途な愛をジュンジェに捧げる健気さが可愛くもあります。一見クールな装いと、時折見せるコメディタッチのギャップに引き寄せられます。
セファ／前世で二人は運命を契り、現代まで続く愛の物語を描いています。現代でもそうですが、人魚が主人公の記憶を消して二人の悲しい運命を諦めようとします。記憶を失っても主人公は人魚を求め続け、常に一緒になろうとしました。前世での人魚は、特に献身的で身を捧げるような雰囲気さえありましたが、ヤンの企みで二人は絶命の危機が訪れます。

マ・デヨン／ヤン

キャラクター	俳優	主な出演作
マ・デヨン／ヤン	ソン・ドンイル	『麗～花萌ゆる8人の皇子たち～』『花郎』『刑務所のルールブック』『ハンムラビ法廷～初恋はツンデレ判事!?』『親愛なる判事様』『謗法～運命を変える方法～』『賢い医師生活』
マ・デヨン／指名手配がかかっている殺人犯で、カン・ソヒの依頼によりジュンジェを付け狙います。ただ、理由は依頼されたからというだけに留まらず物語の人物と深いつながりがあります。何度もジュンジェとシムチョンに近づきます。彼は悪夢をよく見てうなされていましたが、やがてそれが前世の記憶と現代のつながりに気付き始めます。
ヤン／前世の時代で地元の権力者のようです。悪人を絵に描いたようなキャラクターで、おはぐろのような歯の汚さが印象的です。嵐で人魚が打ち上げられ、人魚を新しい県令に売り渡して便宜を図ろうとします。思惑通りにいかないヤンは、やがて県令の職を脅かすよう仕組んで追い出そうとします。

チョ・ナムドゥ

キャラクター

俳優

主な出演作

チョ・ナムドゥ

イ・ヒジュン

映画
『ビョンフンの一日』『オ！ムニ』『KCIA　南山の部長たち』

ドラマ
『世界でもっとも美しい別れ』『ミストレス』『マウス』

ジュンジェと共に行動する詐欺チームの兄貴的存在です。ジュンジェが家出をして母親探しを依頼したのがナムドゥでした。その依頼がきっかけで二人はつるむようになります。親しみやすい雰囲気で、人の懐に入り込みやすい存在です。お調子者で、お金の為ならすぐに人を裏切りそうな雰囲気を醸し出していますが、物語の最後にその期待を裏切ります。前世でもジュンジェと関わりのある人物でした。

テオ

キャラクター	俳優	主な出演作
テオ	シン・ウォンホ	『2度目のファースト・ラブ』『ロマンスは命がけ!?』『平日午後3時の恋人』
テオは詐欺チームの天才的なハッカーです。エレベーターや信号など、あらゆるコンピュータにハックして詐欺のアイドルだからなのか、あまり役としてはそこまで重要な役割をもっていないと個人的には感じます。演技のほどもほとんど喋ってないし、字幕なのでわかりません。ただ、ジュンジェに想いを寄せるシアの事で重要な人物となります。

チャン・シア

キャラクター

俳優

主な出演作

チャン・シア

シン・ヘソン

映画
『潔白』『華麗なるリベンジ』『エンドレス繰り返される悪夢』

テレビドラマ
『黄金の私の人生』『30だけど17です』『ただひとつの愛』『秘密の森』

ジュンジェに恋心を寄せる彼女は何かとシムチョンと衝突します。現代だけでなく、前世でも意外なところでかかわりのある人物でした。テオの事を勘違いする様は、あるあるではありますが、かわいらしく思えました。ジュンジェ達が詐欺で訪れた相手が、シアがいる家と知らずにニアミスでハラハラする場面もありました。考古学というか、発掘調査なども行っているようで、タムリョンがいた時代の発掘品をジュンジェに引き合わせました。

モ・ユラン

キャラクター	俳優	主な出演作
モ・ユラン	ナ・ヨンヒ	『星から来たあなた』『家族なのにどうして』
現代で生き別れたジュンジェの母親です。彼女が家政婦としてアン・ジンジュの所で働くようになってジュンジェと近づくきっかけが生まれます。

ホ・イルジュン

キャラクター	俳優	主な出演作
ホ・イルジュン	チェ・ジョンウ	『いとしのソヨン』『花を咲かせろ！イ・テベク』『優雅な女』『主君の太陽』『ドクター・フロスト』
ジュンジェの父でヨランの元夫です。離婚してカン・ソヒと再婚し、二人との絆に溝が生まれました。なぜ二人を捨てるほどカン・ソヒに入れ込んだかが描かれていないので、そこがあまりしっくりきませんでした。結果的にその選択を後悔しており、築いた財産はすべてをジュンジェに相続しようとします。ジュンジェにはひどく悪いことをしたという思いがあるようですが、意固地になり本人の前ではかえって逆の態度で接してしまいます。感情の表現が不器用なんでしょうが、でも、なぜユランには申し訳ない思いとか、財産を譲るという発想にはならなかったんでしょうか。

カン・ソヒ

キャラクター	俳優	主な出演作
カン・ソヒ	ファン・シネ	『僕らのイケメン青果店』『ファミリー』『熱愛』『プロデューサー』
現代においても、前世においても自らの欲の為に他人を犠牲にすることをいとわない人物です。表だって悪事を働くことはしませんが、彼女の前夫たちが謎の死を遂げていました。そしてホ会長がジュンジェに財産を相続させようとしていることを盗聴し、阻止するために手を尽くします。

ホ・チヒョン

キャラクター	俳優	主な出演作
ホ・チヒョン	イ・ジフン	『耳打ち』『姉は生きている』『私の彼はエプロン男子』『死の賛美』『新米史官クヘリョン』『99億の女』『夕食一緒にどうですか』
ジュンジェの義理の兄という事ですが、どうみてもこちらが弟に見えてしまいます。何かとジュンジェと衝突し、始めの頃は好意的だったのですが、次第に父の愛を受けられず壊れていきました。最終的には最も凶悪になってジュンジェとシムチョンを襲うことになります。