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ゲームオブスローンズのシーズン8を見た感想【本音を率直にレビュー】

2019年11月16日

ゲームオブスローンズのシーズン8を見た感想【本音を率直にレビュー】

 

こんにちは。カワシダです。

私はずっとプライム会員なのでゲームオブスローンズをシーズン1~7までは無料で見る事が出来ました。

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シーズン8に関しては、スターチャンネルEX会員になるかhulu会員になる事で見れます。

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私はスターチャンネルEXに契約してゲームオブスローンズ最終章を見ました。

ようやくシーズン1~シーズン8の全部見終わったので率直にレビューしてみたいと思います。

 


ゲームオブスローンズは全73話で構成されており、見るのに長大な作品でした。

登場人物が多すぎて訳が分からなくなく事もあるので、登場人物を少しまとめました。

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素直に面白くて、今では好きな作品の一つと思えるようになっています。

 

でもこのシーズン8は見る前から酷評が聞こえていました。

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出典:FRONTROW

 

 

どうしてこのように言われるようになったのでしょうか。

全体的なあらすじをふまえて考えてみます。

今回はほとんどネタバレでいきますので、気になる方は読まない事をおすすめします。

あらすじ長めでいきますので、飛ばしたい方はこちら

 

ゲームオブスローンズシーズン8のあらすじ

ゲームオブスローンズシーズン8のあらすじ

ゲームオブスローンズシーズン8のあらすじ

シーズン8は全6話で構成されています。

これまでのシーズンの中で1番話数が少ない構成になっています。

まずは作品の振り返りと、どんな内容なのかを知る為に、1話づつ簡単にあらすじを書いていきます。

 

1.ウィンターフェル

シーズン7までに、デナーリス・ターガリエン率いる軍団がウェスタロスへと船を進めていきます。

いよいよ王都で待ち構えるサーセイ女王との最終決戦かと思われました。

 

ですが、王都を焼き払って解放することを避けるため女王の手であるティリオンと思索をめぐらせてます。

ジョン・スノウは北部に迫る”夜の王”に対し、皆で力を合わせて戦う事を望みました。

 

2.七王国の騎士

サーセイと休戦を結ぶ為、死者の軍団の存在を知らしめるために一向は北部へ向かいます。

北部で死者を捕らえ、王妃に国の危機を知らせる為です。

この事でジョンは最終的にデナーリスの協力を得ることになりました。

 

王都にて一同が集まり、サーセイ女王の目の前に死者を差し出します。

北に迫る危機を目の当たりにし、休戦を結ぶこととなりました。

 

3.長き夜

そして、人間と夜の王との戦いが始まります。

長き夜と題されたこの戦いは、恐怖と殺し合いに満ちていました。

数と暴力で勝る死者の軍団を前にして、人間側の劣勢は明らかです。

 

一方的に攻め込んでくる死者に、多くの仲間たちを失いました。

倒れた仲間たちが倒れ、夜の王の力で死者へと変えられてしまいます。

 

圧倒的な暴力の前に成す術も無く、完全に人間の敗北が決まりかけていました。

 

三つ目の鴉となったブランの前にほどなくして夜の王がやってきます。

人間の叡智を知る者の命を絶つべく、夜の王が剣の柄を握ろうとした時…。

 

一人の少女が夜の王の背中に飛び込んで行きました。

 

一瞬の刹那、アリアの短剣は夜の王を貫き、彼の力で動いていた全ての軍団が塵と還りました。

 

人間たちは、死の寸前で勝利したのです。

 

4.最後のスターク家

多くの死傷者を出したデナーリス女王の軍でしたが、いよいよサーセイとの最終決戦に備えます。

 

しかし王都へ赴く途中、ユーロン率いる軍艦に襲われます。

死闘を潜り抜けたドラゴンも、そのユーロンの放つ矢によって絶命します。

 

そしてデナーリスの旧来の相談役であるミッサンディが捉えられ、軍は命からがら逃げていきます。

 

正面衝突すればサーセイの軍が王都を守りきれない事を知るティリオンは、王都の無血開城を勧める手配をします。

その思惑とは裏腹に、捕虜となったミッサンディの斬首によって望みは断ち切られます。

 

サーセイの傲慢さからデナーリスの怒りを買う事になりました。

 

5.鐘

民の事を案じるティリオンヴァリス達を顧みず、二人の女王の争いが始まります。

鐘を鳴らす合図を降伏の印として鳴らすようなおもティリオンが動きます。

 

ドラゴンの圧倒的な破壊力の前に、傭兵団も兵器も無力でした。

王都にいる軍勢は劣勢を目の当たりにし、降伏をします。

 

ですが降伏の鐘の音を聞いても、デナーリスは自分を抑える事が出来ません。

 

民を楯にして身を守るサーセイに対し、怒りを暴力に変えて応えるのでした。

王都にもはや正義と言う言葉は一欠けらも見当たりません。

 

怒りと恐怖と死が支配する狂気の殺戮が行われます。

デナーリスの怒りは、まさに死者の軍団の再来とも思えました。

罪も無い民たちが焼かれ、殺され、王都は灰と化します。

 

地下道を通じて逃げる為、ジェイミーサーセイを迎えに行きます。

しかし、その地下道は瓦礫によって塞がれてしまいました。

八方塞がりの二人は、崩れ落ちる王都によってその生涯を終えました。

 

6.鉄の玉座

サーセイとの玉座争いを、デナーリスはドラゴンで一蹴しました。

もはや「我に恐れるものなし」と言わんばかりに自身に満ち溢れています。

ドスラク人アンサリードを眼下に見下ろし、七王国全ての統治者となるべく彼らを鼓舞しました。

 

このままでは七王国が過去の歴史を再び繰り返してしまうと、ティリオンは気づいていました。

彼女に近づき女王の手である勲章を投げ捨て、そのまま投獄されます。

 

獄中で死を待つティリオンの前に、ジョンが訪れます。

表向きは女王に忠誠を誓ったといいつつ、彼もまた七王国の未来を憂いていました。

 

ジョンは苦悩しながらも、デナーリスの胸に短剣を突き立てる事になります。

ドラゴンデナーリスの亡き骸を抱え、遠くへ飛び去ってゆきました。

 

程なくしてジョンアンサリードに捉えられます。

彼の命を救うべく七王国の権力者が一堂に会しました。

ティリオンと、ジョンの処遇を如何にするかを会議で解決します。

 

最終的にティリオンの提案は、貴族が王位を継承するのではなく、選ばれた者を王とする事を提案します。

6つの王国の権力者がそれに賛同し、新たな王の元で六王国が発足しました。

ただ一つ、北の王国の領主「サンサ・スターク」を除いて。

 

ゲームオブスローンズシーズン8を見た率直な感想

シーズン8の全体的な率直な感想

シーズン8の全体的な率直な感想

ゲームオブスローンズのこれまでのシーズンは、中世ヨーロッパのような要素の強い作品でした。

当初はほとんど時代劇のように剣で戦争や争いばっかりでしたが、ファンタジー部分はドラゴンの成長と共に徐々に強くなっていきました。

 

R指定がある事もあって、性的なシーンや人を傷つける描写が非常に多い作品である事は間違いありません。

それでも、そこに生きる人間たちの本性や、リアルな感じが面白かったのかもしれません。

 

全く話は変わりますが、私の好きな作品のひとつに「剣風伝奇ベルセルク」という三浦建太郎さんの漫画があります。

あの作品のアニメ放送された内容では、「鷹が誕生する前半の中世部分」と、その後の「化け物ファンタジー」と時代を分けることが出来ます。

正直、原作のほとんどを占める化け物が溢れるファンタジー部分よりも、その前の生臭い中世の剣とか戦いとかのアニメの方が好きでした。

なんだかこのシーズン8を観て、ゲームオブスローンズでもそれを思い出しました。

 

正直、この作品の世界観は今でも大好きです。

でもこのシーズン8に限って言えば、後味の悪い見心地になってしまっています。

 

 

ゲームオブスローンズシーズン8の面白くなかった所

シーズン8は登場人物が徐々に集結して、集大成といった感じにはなっています。

が、戦いの部分は全編一方的な殺戮が繰り返されます。

 

策略とか、戦略とか裏をかくとか何にもありません。

一方的に力の強いやつが弱いやつを殴り続ける映像を見る感じです。

 

ファンが興ざめしてしてしまうのも、わかる気がします。

もっと他にやりようが無かったのかと。

 

夜の王と、死者の軍団との戦いは、戦いと言うよりゾンビアタックでした。

普通にやったら全然勝ち目無いし、というか絶対死んでるでしょ?

っていう人たちが最後には結構な人数生き残っていました。

ナニソレと言いそうになってしまいます。

 

そして、一気に冷める瞬間という意味で言えば、夜の王の最期でしたね。

アリアは好きです。大好きです。

太眉の強い女性が好みっていうのも大いにあると思いますが、アリア好きを考慮してもあの最期は納得できません。

 

シリーズを通して、徐々にその存在が暴かれていく夜の王

最大にして最強の敵だと思われた夜の王の最期があれでいいのか?

 

その直前まで最高潮に圧倒的な暴力で襲いかかってきたのに

あんなきっかけで、あんなちっこい短剣で、あんな簡単に終わっていいのか?

って思いました。

 

ブランって白目向いてなにやってたんだ?

というか何の目的でみんなブラン護ってたんだ?

なんか大いなる力とか、戦況を覆す力とか何も無かったのか?

 

とにかく色々?の連続でした。

 

そして、サーセイデナーリスの戦いにも怒りを覚えてやみません。

自分からその傲慢さでデナーリスを挑発しといて、死の直前にお腹の子を心配しだすサーセイ

 

いや、もっと早く気付けよ。

 

それともあなたはあのドラゴンを自分でなんとか出来るのかな?

誰かなんとかしてくれると思ってたのかな?

というか、いくら傲慢でも統治者としてそのくらい状況判断出来なかったのかな?

 

あんまりTV見ながら喋ったりしませんが、思わず勝手だなぁって言ってしまいました。

 

それとデナーリス

ここまで公明正大で、絶対君主としてやってきたのに急に父親ばりの狂王ぶりを発揮します。

 

都会の繁華街で周りの人間にかかってこいよ!っとか酔っぱらって叫んでる輩と何一つ変わりませんでした。

 

怒りをぶちまけて暴れるだけ暴れてる。

あなた今まで何の為に戦ってきたの・・・?

と、思ってしまう。

 

あんまり脚本のこととかわかりませんけど、そういう人が変わったのかなーて位悲しい感じです。

 

 

シーズン8の良かったところ


ゲームオブスローンズの良かったところなら、世界観とか好きなキャラクターとかいて色々と語れます

 

でも正直、シーズン8だから良かったところっていうのはあんまりありませんでした。

 

ブライエニーにくっつくだけくっついて、離れていくジェイミーも意味がわからん。

ただのやりたいだけの男になってしまう。

 

あ、いかんまだ愚痴になってしまうので、ここらへんでゲームオブスローンズのネタは終わりにします。

 

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