宇宙を駆けるよだかは漫画を原作として2018年に日本でドラマ化された作品です。
国内産であるものの2021年6月現在、Netfrix以外での配信は確認出来ませんでした。
宇宙(そら)を駆けるよだかとは?
まず、「宇宙(そら)を駆(か)けるよだか」は2015年頃にマーガレットコミックスより出版されている漫画が原作となっているドラマです。
日本国内であるあるの原作付き作品なのですが、物語の核となる部分は「入れ替わり」を題材にしたものです。
>>原作が気になる方はこちら
主人公の少女と、それを嫉む少女が赤い月の下、命を犠牲にして入れ替わりを果たします。
その少女たちと、主人公を好きな少年たちによって描かれたヒューマンドラマです。
人は容姿が変わればその人になれるのか、容姿が変わってもその人として生きていけるのかなど考えさせられる部分も多いです。
宇宙を駆けるよだか・ドラマのストーリー
主人公の「あゆみ」は、性格も顔も綺麗でクラスメイトの誰からも好かれる存在でした。
ある日、彼氏になった「水本」とデート中にケータイの電話が鳴ります。
クラスメイトの「海根」からの連絡で、振り返るとビルの屋上に海根がいました。
目を逸らさずに見ていてと言うと、そのままビルを飛び降りました。
その瞬間、あゆみの体も鉛のように重くなり意識を失います。
気が付くと病院のベッドに横たわっていて、看護師に「あなたが海根さんでしょ」と告げられます。
あゆみが海根に、海根があゆみに入れ替わった瞬間でした。
あゆみは入れ替わった事を母親にもクラスメイトにも誰にも気づかれませんでした。
容姿も生活も激変し、絶望の淵に立たされます。
でも「彼なら私に気づいてくれるはず」と文化祭の役割分担で、彼氏と同じ役割を希望しました。
その彼の水本は、海根となったあゆみに気づいていません。
誰にでも平等に接していたつもりですが、海根に好意を持たれたと勘違いして遠ざけます。
友人の火賀に文化祭での役割交換を頼んで距離を取るのでした。
彼氏にも見放され、あゆみは途方に暮れてしまいます。
ただ彼女を良く知っている人物が、容姿がまったく違うのにあゆみの存在に気づきました。
それは水本と役割を変わった火賀で、密かにあゆみにずっと恋心を抱いたのです。
ずっとあゆみを想っていたからこそ、見た目ではなく彼女自身の存在に気づいたのでした。
火賀も協力して、あゆみは元の体を取り戻そうとしますが…。
宇宙を駆けるよだかで問われていること
この作品の本質って、人間って見た目が全てなのか?
人間の本質って中身なんじゃないのか。という問いかけなんでしょう。
作品ではあゆみから体を奪った海根は、顔も体も声も全てあゆみになったのに、以前のあゆみのように何故ちやほやされないのかと苛立ちます。
そんなあゆみから友人たちも少しづつ離れていきました。
容姿は完全に入れ替わったのに、なぜか置かれた環境は変わっていない。
逆に体を奪われた本当のあゆみは、容姿に関係なく懸命に生きる姿を見せます。
人を現しているのは中身であって、容姿は飾りに過ぎない。
人の本質は中身なんだと、改めて問われているように思えました。
宇宙を駆けるよだかのドラマはNetfrixで配信
2021年6月の配信状況です。
動画サービス名 | 配信状況 | 無料体験期間 | 月額料金 |
Netfrix | 〇 | なし | 990円~ |
hulu | ✖ | 2週間 | 1,026円 |
dTV | ✖ | 31日間 | 550円 |
U-NEXT | ✖ | 31日間 | 2,189円 |
プライム・ビデオ | ✖ | 30日間 | 500円 |
FOD | ✖ | 2週間 | 976円 |
この作品はNetfrixで独占配信となっています。
日本のドラマですが、Netfrixが制作しているため、他の動画配信サービスでは見れませんでした。
当たり前なんですけど、日本のドラマを日本の動画サービスで配信していないって事がちょっと意外でした。
Netfrixで独占配信されている作品って結構面白いものが多いんですよね。
ただ正直なところ、韓国作品を見過ぎていたせいで、主人公が入れ替わる「海音さん」のルックスに興味が沸きませんでした。
またジャニーズに興味がない、他に出てる人にも興味がないっていうのもあってすぐには見ませんでした。
しかし、サムネイルに現れる海音さんの眼差しが異彩を放っていて気になって見てしまいました。
初めこそ興味本位で見ていましたが、次第に作品にのめり込んでいってラストまで見てしまいました。
「見たら思ってた以上に面白かった」作品です。
宇宙を駆けるよだかまとめ
- 国産ドラマだけどNetfrixで独占配信
- 俳優パワーはないけど、見てしまう
- 日本人は入れ替わりが好きなんだと思った
- 期待を少し超えてくる意外に面白い作品
余談にはなりますが、日本特有文化なのか「入れ替わり」を題材にした作品って多いですよね。
有名どころの「君の名は」や、最近ではドラマで「天国と地獄」とか菅田将暉さんが出てる「民王」とか、探すと色々出てきます。
日本人って戦隊ものやら仮面ライダー、セーラームーンとかプリキュアとか、なんか「誰かになりたい変身願望」が根強いのかもしれません。
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